学会企画
公開日: 2021年01月29日
最終更新日: 2021年02月21日
二学会におけるダイバーシィティ推進の取り組みとこれから
~Withコロナ時代の学会に求められること~(2/21更新)
コーディネータ:高山 範理(森林総合研究所・森林学会)
竹内 啓恵(全国森林レクリエーション協会・森林学会)
中山 榮子(昭和女子大学・木材学会)
日時 3月24日(水)13:00-15:00
森林学会・木材学会のダイバーシティ推進部門主催の二学会合同セッションを開催する。
セッションでは,まず先達および若手研究者による講演を通して,両学会のこれまでの取り組み,今後期待する取り組みについて共有する。また,男女共同参画学協会連絡会主催のアンケート等から得られた分析結果等を共有し,Withコロナ時代に両学会に求められる課題,要望,期待等について検討することで,今後の両学会のダイバーシティ推進の取り組みに貢献することを目指す(※Zoom Webinar を使用)。
事前の申し込みは不要です。 当日は、下記のリンクをクリックしてご参加ください ↓ https://us02web.zoom.us/j/87320836569?pwd=QWNFQzRBYW1vbXIzUHJvQkdadWEzUT09
プログラム:
・開会挨拶・趣旨説明:玉井 幸治(森林学会)
・講演1:黒田 慶子(森林学会)「ジェンダーギャップを減らすための社会参画教育」
・講演2:藤澤 秀次(木材学会)「木材学会におけるダイバーシティの未来」
・男女共同参画学協会連絡会の『コロナ禍の研究者アンケート』追跡調査報告
報告1:中山 榮子(木材学会)
報告2:高山 範理(森林学会)
・パネルディスカッション
テーマ:Withコロナ時代の学会に求められることとは?
司会:杉山 淳司(木材学会)
パネラー:黒田 慶子,高山 範理,木村 恵(森林学会)
中山 榮子,藤澤 秀次(木材学会)
・閉会挨拶:鮫島 正浩(木材学会)
聞いてみたい!女性研究者によるフィールドワーク&ライフイベント
コーディネータ:竹内啓恵(ダイバーシティ推進委員会,全国森林レクリエーション協会)
片桐奈々(ダイバーシティ推進委員会,岐阜県森林研究所)
木村 恵(ダイバーシティ推進委員会,森林総合研究所林木育種センター)
高山範理(ダイバーシティ推進委員会,森林総合研究所)
3月24日(水)16:00-17:30
2年前に行ったワークショップでは,所属先によって女性研究者の人数が限られており,ロールモデルとなる先輩研究者に出会えないことや,気軽に相談できる環境が得られないという声がありました。そこで,本大会では森林学会に所属する二人の女性研究者を囲むオンライン茶話会を開催し,これまで聞いてみたかった「フィールドワークでの疑問や工夫」,「ライフイベントへの不安」などを語り合いたいと思います。学生,若手研究者のご参加も大歓迎です。ぜひみなさまのご参加をお待ちしております。
女性研究者(メンター):浅野友子氏(東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林)
鈴木節子氏(森林総合研究所)
形式:オンライン
対象者:大会参加者(女性限定)
参加予定人数:20名程度 先着順
〆切:2021年3月17日(水) 17:00
申込手続き:必要事項(参加者の名前・所属先・職位・連絡先・メールアドレス・興味のある話題「フィールドワーク」または「ライフイベント」のどちらかを記載)を,期日までにダイバーシティ推進委員会宛( diversitypromotion@forestry.jp )までお送りください。こちらから当日のオンラインアドレスをお送りいたします。
万が一,当日の2日前になっても,ダイバーシティ推進委員会から連絡が届かない場合は,その旨をご記載いただき,再度ダイバーシティ推進委員会宛にメールでお問合せください。
帰国留学生会員およびアジアの林学会とのネットワークフォーラム
(Online Reunion of Ex-Overseas Student Members and International Networking Forum among Forest Societies in Asia)
コーディネータ:大久保達弘(国際交流担当理事,宇都宮大学)
大田真彦(公募セッション「熱帯林研究」コーディネータ,九州工業大学)
ポスター発表(全日)
交流会(3月20日 16:30-18:30)
日本森林学会には,多数の留学生が学生会員として所属し,発表を行なっている。しかし,会費負担等の関係から,帰国後は本学会を退会し,関係が疎遠になる場合が多い。 そこで,本企画では,オンライン開催のメリットを生かし,すでに本国に帰国した元留学生会員への学会参加・発表機会を提供する。目的としては,学位取得後の研究フォローアップ,学会発表実績の提供および帰国留学生会員同士や日本人会員との国際共同研究の萌芽形成を想定している。 参加者から事前に提出されたポスター発表を,学会の全日程,非同期(オンデマンド)形式で公開する。これに加え,本企画では,同期(リアルタイム)形式で交流会を行い,参加者同士が直接やりとりできる機会を提供し,今後の交流に向けた意見交換を予定している。 また今年度は,アジア各国の林学会(韓国,中国など)からの活動内容の紹介も含む予定である。現在日本の大学に所属している留学生会員や日本人会員にも,積極的に参加して頂きたい。
交流会について
日 時:2021年3月20日16:30-18:30
参加資格:帰国留学生会員、現留学生会員、日本人会員(国際交流に関心のある学生、留学生元指導教員ほか)などのご参加をお待ちしています。
We are looking forward to the participation of former international student members, current international student members, and Japanese members (students interested in international exchange, former international student advisors, etc.).
関心のある方は、「 kokusai@forestry.jp 」までお問い合わせください。
If you are interested, please contact us at kokusai@forestry.jp
森林科学を学んだらどんな仕事があるのか?
コーディネータ:黒田慶子(学協会連携担当理事,神戸大学)
田中 浩(学協会連携担当,日本森林技術協会)
全日
これまで,「若年層に魅力的な学会とは」という観点で,学生向けの企画として進路に関する情報提供をしてきた。前回(昨年は実施せず)の企画の際の参加者アンケートには,研究者としてトップを走る人だけでなく「ふつうの人の就職先」を取り上げて欲しいという要望があった。そこで今回は,オンライン開催(オンデマンドまたは学会発表時間帯以外の配信)とし,近年の就職者の談話を紹介する。オンライン開催のため,講演者を学会員以外にも広く依頼しやすいという利点がある。以下のような職種の仕事をする若手の方々に,就職先を選択した理由や仕事の面白さなどを紹介してもらう。
1.地方自治体の森林関連部署
2.林業,造園関連の企業,樹木医
4.森林・林業コンサルタント
5. 木材・内装・住宅関連の企業
など
高校生ポスター表彰式とパネルディスカッション「大学で森林を学ぶ」
コーディネータ:太田祐子(中等教育連携推進担当理事,日本大学)
杉浦克明(中等教育連携推進担当主事,日本大学)
3月23日(火) 11:00-12:30
この企画では,はじめにポスターの表彰式を行います。続いて,高校生の皆さんに大学での学びや研究,森林に関わる仕事を知ってもらうために,動画で紹介を行います。そのあとに大学生・大学院生との意見交換を行いたいとおもいます。 具体的な内容としては,大学での学びや研究に関していくつかの大学の講義や実習の様子を紹介します。森林に関わる仕事については,林野庁ではどのような仕事をするのか実際に林野庁で働いている方に仕事内容を紹介してもらいます。 また,現役大学生・大学院生と高校生との意見交換の場を設けます。大学で森林科学を学ぶことについて現役の学生に質問できるまたとない機会になっています。皆さんの進路の参考になる話が聞けるかもしれません。ざっくばらんに情報交換ができる場にしていきたいと思っていますので,高校生の積極的な参加をお待ちしております。
技術者教育からみた4年制大学教育の現状
コーディネータ:枚田邦宏(企画担当理事,鹿児島大学)
松本 武(企画担当主事,東京農工大学)
3月17日(水) 15時~17時
(リモート開催)
趣旨: 去る2020年5月に開催予定であった「日本森林学会 公開シンポジウム 高等教育機関に求められる森林科学、林学、林業に関する教育研究を考える」を開催して日本森林学会の学会メンバーに、技術者教育を考える必要性を提起する予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、シンポ開催はできなかった。今後、学会内外で4年制大学の森林科学、林学教育の現状に関するアンケート調査を始める予定である。
そこで、日本森林学会の基盤の1つである大学を対象に林学・森林科学の教育体制をトピックとしたキックオフ企画を森林学会大会と同月に行う。
報告内容
第一報告:枚田邦宏(日本森林学会企画・JABEE担当、鹿児島大学)
今、大学専門教育について検討する必要性と取組への協力
第二報告:中村 昌有吉(林野庁研究指導課)
これからはじめる大学の森林科学・林学の教育研究の検討
第三報告 井上 真理子 ほか(林学教育研究会メンバー)
今後実施する森林関係大学に大学アンケート(各大学における林学教育の現状についての基礎情報を調査)の中間報告
― 森林教育を行う大学のアンケート -
(質疑応答 20分)
参集メンバー
日本森林学会役員、4年制大学教員(各大学1名は確保したい)
研究会で検討しているメンバー
林野庁の人材育成の関係者、都道府県の人事担当者等
【参加申し込み】
参加を希望する方は、主催者である枚まで3月15日までにメールでご連絡ください。
企画当日3月17日(水)にzoomによる接続の案内をいたします。
枚田メールアドレスkhirata@agri.kagoshima-u.ac.jp