第134回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
高校生ポスター発表[high-school student poster presentation]
日付 | ポスター発表 |
---|---|
講演番号 | KP-03 |
発表題目 | ヒサカキ除去と森林の環境保全 |
要旨本文 | 本校には標高100m、面積11000㎡の杉、檜、赤松を優先種とする里山林(思索の森)があり、そこでヒサカキ除去による植生の変化について研究しました。 テーマは「ヒサカキ除去と森林の環境保全」です。思索の森にはヒサカキが多く,森林の環境を守るためにそれらを除去する必要があると考えたからです。 私たちの立てた仮説は、ヒサカキがなく照度が高い、そして落ち葉による有機物が多い条件の場所が、植生の被度が多くなると考えました。 今回は、思索の森の頂上付近を実験区(4m×4m)として下のように4分割し、植生の変化を調べました。 1ヒサカキ有 落ち葉有 2ヒサカキ有 落ち葉無 3ヒサカキ無 落ち葉有 4ヒサカキ無 落ち葉無そして、2022年8月2日から2023年1月10日の期間の約1週間おきに計21回、アズマザサの被度の変化を調べていきました。また、それぞれの土壌や照度も調べました。 結果は、2番の実験区が植生が増えていました。 このようなことから、一度整備した土地でも、日当たりが良好かつ土中に養分があれば、植物は逞しく成長することがわかりました。 |
著者氏名 | 理系2年 檜󠄄山和幸、鈴木尊仁 |
著者所属 | 國學院大學栃木高等学校 |
キーワード | 森林, アズマザサ, 照度, ヒサカキ, 土壌 |