第134回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
教育部門[Education]
日付 | ポスター発表 |
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会場名 | (学生ポスター賞の審査対象) |
講演番号 | P-051 |
発表題目 | 林業大学校における志願者数の動向と学生募集活動の状況 Trends in the Number of Applicants and Student Recruitment Activities at Forestry Colleges |
要旨本文 | 林業大学校の新設が各地で続く中、志願者数の減少により、学生募集に課題を抱えている一部の林業大学校の存在が報告されている。しかし、志願者数と学生募集活動について、実態の把握は進んでいない。本研究では、実態把握の一環として、全国の林業大学校から5ヶ年度分の志願者数と入学定員から平均の志願倍率を算出した。この倍率が1を超えた各校をA群、1を下回った各校をB群とし、学生募集において、特に重要だとされるオープンキャンパスの開催と高校への訪問について、両群の違いを確認した。全国の林業大学校の7割から回答を得た結果、A群は7割、B群は3割であった。オープンキャンパスは、A群の全校で開催されていた。B群では、6割の開催にとどまった。A群では、個別相談会や施設等の見学会、在校生との交流等の機会を設けていた割合が高かった。オープンキャンパスの来場と受験のつながりについては、A群の全校がつながりを実感していたが、B群の一部では否定的であった。高校への訪問は、A群の全校、B群の8割が実施していた。訪問校は、A群が受験実績のある高校を、B群は県内所在の高校をそれぞれ重視していた。訪問校数は、A群がB群の2倍多かった。 |
著者氏名 | ○小川高広 |
著者所属 | 京都大学大学院農学研究科 |
キーワード | 林業大学校, 森林・林業教育, 職業教育, 学生募集, 志望者数 |
Key word | Forestry college, Forest and forestry education, Vocational education, Student recruitment, Number of applicants |