第134回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 ポスター発表
講演番号 P-055
発表題目 GISにおけるタンザニアの森林資源の推定に関する一考察
Estimate Tanzania's forest resources by GIS
要旨本文 FAOによるとタンザニアの森林面積は1990年以降減少し続けており、最新のFAOの統計では457,450km2となっている。この森林の減少は問題になっている。タンザニアにおける木材の利用は、燃料用、製材用、家具用、土木用などがあり、特に燃料用の占める割合は大きい。一般的な経営学では成長量や、材積ベースでの森林の蓄積量と各木材の利用先ごとのニーズを考慮して、各需要量を決定することにより持続的かつ計画的な木材利用が可能になる。しかし、FAO等のタンザニアの森林資源量は面積ベースとなっていて、蓄積ベースでの値がよく分かっていなく、また検討のためのどのデータがどれくらい揃っているのかも分からない。そこで本発表では、タンザニアにおける森林・林業関係のデータを文献調査から再整理をし、必要なデータを明らかにするとともに、安価に手に入れることのできるGISを始めとするリモートセンシングデータを基に、どの程度の精度で蓄積ベースの森林資源の把握が可能かについて検討を行うことにした。なおGISはArcGISを利用して検討した。
著者氏名 ○吉野聡1 ・ 高木秀一郎1 ・ Christian, Paul Kolonel2 ・ 佐藤孝吉1
著者所属 1東京農業大学地域環境科学部 ・ 2東京農業大学 大学院地域環境科学研究科林学専攻
キーワード GIS, タンザニア, 森林資源
Key word GIS, Tanzania, forest resources