第134回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 ポスター発表
講演番号 P-061
発表題目 地位指数推定モデル開発におけるデータソースの違いが及ぼす影響
Effects of data source on site index modeling
要旨本文 森林経営管理制度の運用における林業適地の判別など、森林ゾーニングについて重要性が高まってきている。森林ゾーニングを行うための一つの軸である林業収益を評価する上で、地位指数は重要な指標である。これまで地位指数を推定するモデルを開発するために、プロット調査や樹幹解析を行ってデータを取得してきた。しかし、近年のリモートセンシング技術の発達により、広域にわたって地盤稿(DTM)や地表面高(DSM)を取得し、林冠高(DCHM)を得られるようになった。DCHMから上層木平均樹高を推定し、森林GISから林齢を得ることで、比較的簡易に地位指数推定モデルを開発することができる。発表者らは国土地理院提供のLiDAR計測由来5 m解像度DTMと航空写真DSMを用いて地位指数推定モデルを開発する手法を開発してきた。本研究においてはLiDAR計測データや航空写真DSMから得られる様々なDTMおよびDSMを用いて地位指数モデルを開発し、データソースの違いが地位指数推定モデルのパラメータに及ぼす影響について検討した。
著者氏名 ○光田靖
著者所属 宮崎大学農学部
キーワード 地位指数推定モデル, DSM, DTM, スギ
Key word site index model, DSM, DTM, Cryptomeria japonica