第134回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
造林部門[Silviculture]
日付 | ポスター発表 |
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会場名 | (学生ポスター賞の審査対象) |
講演番号 | P-166 |
発表題目 | ユーカリのコンテナ育苗における培地の影響 Effect of media on raising seedlings of Eucalyptus by using multi-cavitycontainer. |
要旨本文 | ユーカリは有用な早生樹として世界各地で造林されている。近年、日本国内でも有望な早生樹としてユーカリ造林の導入が議論されている。本研究では、比較的低温に耐性を有し冷温帯域での造林実績があり、台風など防風害への抵抗性があるとされているユーカリ属5種をマルチキャビティコンテナで育苗し、成長に及ぼす培地の影響を調査した。その結果、5樹種ともピートモス配合培地(ピートモス:赤玉土:バーミキュライト:パーライト=4:3:2:1)で、ピートモスをココナツハスク、バーク堆肥、もみ殻燻炭とした配合培地よりも良好な成長が認められた。ピートモス配合培地では、約5か月後の平均苗高がE. benthamii, E. smithii, E. dorrigoensis, E. deaneiの4種で26~33cm、E. darlympleanaは14cmとなった。また、比較苗高(苗高/根本径)は上記の樹種順に101.0、97.4、98.6、82.0、69. 3であった。以上のように、ユーカリのコンテナ苗の成長様式には種間差が認められた。発表では、T/R(地上部/地下部)比など根の成長状態も含めて総合的に考察する。 |
著者氏名 | ○永嶋春輝1 ・ 浅田隆之2 ・ Omari, Abdulhaq2 ・ 崔東寿2 ・ 戸田浩人2 ・ 吉田智弘1 |
著者所属 | 1東京農工大学農学部 ・ 2東京農工大学大学院農学研究院 |
キーワード | 早生樹, 肥料, 健苗, 苗木成長, 土壌改良剤 |
Key word | fast growth tree, fertilizer, healthy seedlings, seedling growth, soil conditioner |