第134回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
立地部門[Forest Environment]
日付 | ポスター発表 |
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講演番号 | P-282 |
発表題目 | ネットゼロエミッションの達成に資する森林吸収源評価枠組みの構築 Establishment of a forest sink assessment framework that contributes to the achievement of net-zero emissions |
要旨本文 | 本研究は、我が国のネットゼロ目標に対する森林の貢献度評価を行うために、森林炭素吸収量および伐採木材製品による炭素固定量を同時に推計することが可能な簡易シミュレータの構築を目指している。それと同時に政策・計画・施策をレビューし、目標達成に向けた手段のロジックの評価を目的としている。プロジェクトチームは4つの小課題に分かれており、それぞれ1.全国を空間明示的に扱うことが可能な炭素シミュレータの開発、2.地上部および地下部における森林吸収量の推定方法の開発、3.伐採木材製品(HWP)の炭素貯蔵効果による吸収・排出量の推計、4.ネットゼロエミッション達成に貢献する政策・計画・施策の評価を担当する。さらに、炭素吸収量推定シミュレーションを実行するための仮想の森林管理オプションを共創する特別チームを編成し、オプション別のシミュレーション結果が表示可能なフレームワークの構築を目指している。本発表においては、全体の研究フレームワークの解説および、小課題における成果の一部について紹介する。 |
著者氏名 | ○松井哲哉1 ・ 石塚成宏2 ・ 柳田高志3 ・ 江原誠1 ・ 小南裕志4 ・ 津山幾太郎5 ・ 平田晶子1 ・ 酒井寿夫2 ・ 橋本昌司2 ・ 北原文章6 ・ 西園朋広6 ・ 山田祐亮6 ・ 久保山裕史7 ・ 早舩真智7 ・ 加用千裕8 ・ 小井土賢二3 ・ 髙田依里9 ・ 外崎真理雄3 ・ 森田香菜子1 ・ 古川拓哉1 ・ 藤間剛10 |
著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所生物多様性・気候変動研究拠点 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所立地環境研究領域 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所木材加工・特性研究領域 ・ 4国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域 ・ 5国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所 ・ 6国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林管理研究領域 ・ 7国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林業経営・政策研究領域 ・ 8東京農工大学大学院農学研究院自然環境保全学部門 ・ 9国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林資源化学研究領域 ・ 10国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所企画部国際戦略科 |
キーワード | 土地利用変化, 森林吸収量算定, 伐採木材製品, 気候変動政策, ネットゼロエミッション |
Key word | Land use change, Calculation of forest uptake, Harvested wood products, Climate change policy, Net Zero Emissions |