第134回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
利用部門[Forest Engineering]
日付 | ポスター発表 |
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講演番号 | P-375 |
発表題目 | 南八甲田山系櫛ヶ峯広葉樹林の新緑期森林環境色彩 Forest environment colors during the fresh green period in the broad-leaved forest of Mt. Kushigamine |
要旨本文 | 林業をはじめとする森林内での作業に際して、作業従事者の安全を図る方策のひとつとして従事者が身につける被服など外装色彩の視認性を高く維持することが行われる。視認性が高いとは「目立つ」とも言い換えられ、従事者の周囲の環境を構成する色彩(環境色彩)と、従事者の外装色彩とが明瞭に分離していることが求められる。このとき例えば黄色やオレンジ色は一般に視認性の高い目立つ色彩として扱われるが、秋季の広葉樹林内では紅葉の色彩と近似するためむしろ保護色のように目立たなくなることがある。そのため周囲の環境色彩に応じた適切な高視認性色彩を選択する必要があり、筆者は機能的な色彩選択の基盤となる各種森林内の環境色彩ライブラリ構築を進めている。本報告では、青森県南八甲田山系櫛ヶ峯北麓の5月残雪期ブナ林の森林内照明条件と環境色彩を測定・分析し、適切な高視認性色彩の算出と使用法の提言を行なった。 ※本研究の一部は科研費(18K11951)の支援によるものです。 |
著者氏名 | ○松村哲也1,2 |
著者所属 | 1信州豊南短期大学 ・ 2東京大学大学院農学生命科学研究科 |
キーワード | 森林環境色彩, 高視認性色彩, 林業労働安全, 防護服, 八甲田山系 |
Key word | Forest environment colors, Hi-Vis. colors, Safety in forestry, Personal Protective Equipments, Hakkoda Mountains |