第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
教育部門[Education]
日付 | 2024年3月10日 |
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開始時刻 | 14:15 |
会場名 | 411 |
講演番号 | C10 |
発表題目 | 高校における国内留学の課題に関する研究 -群馬県のO高校を対象として- Issues in the Lodging System for Study trip in Japan in High Schools: A Case Study of Gunma O High School |
所属 | 東京農業大学 |
要旨本文 | 義務教育期間である小中学校では、都市部の子どもたちが自然豊かな地域の学校に通う『山村留学』という制度が存在する。近年は高校における国内留学も盛んになりつつあり、『地域みらい留学』のサイト(地域・教育魅力化プラットフォーム)には、全国から生徒を募集する高校が100校以上掲載されている。山村留学に関する先行研究は多く存在し、効果や課題が議論されている一方で、高校の国内留学を研究対象とした研究成果はみられない。そこで本研究は、高校における国内留学が抱える課題点を明らかにするべく、群馬県立O高等学校における国内留学を事例として、留学生及び下宿経験のある卒業生、留学生を受け入れるホストファミリーを対象に、2023年10月〜11月にてアンケート調査と聞き取り調査を行った。アンケート調査は、下宿制度に対する満足度を5段階評価で回答する設問と、回答者の入学年度や出身地などの個人属性を問う設問を作成し、現役生は37名(質問紙)、卒業生は71名(Google Forms)から回答を得た。アンケート調査結果における重回帰分析によって、下宿制度に対する満足度が低い回答者ほど、ホストファミリーとの関係性も悪いことなどが分かった。 |
著者氏名 | ○小林雪菜 ・ 茂木もも子 ・ 入江彰昭 ・ 町田怜子 |
著者所属 | 東京農業大学地域環境科学部 地域創成科学科 |
キーワード | 環境教育, 高校教育, 下宿生, ホストファミリー, 質問紙調査 |
Key word | Environmental education, High school education, Boarding students, Host families, Questionnaire survey |