第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
日付 | 2024年3月8日 |
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開始時刻 | 17:30 |
会場名 | 413 |
講演番号 | D20 |
発表題目 | 複数サイトを対象とした森林計測と検証 ②機械学習モデルの構築 Forest measurement and verification in multiple sites ②Building a machine learning model |
所属 | 鹿島建設株式会社 |
要旨本文 | UAV-LiDARによる森林計測は比較的小規模な森林所有者が多い日本に適している。飛行高度も地表から150m程度以内であり、飛行速度も概ね4~10m/secと遅いため、ある程度の性能を有するLiDAR装置を用いることで森林の詳細な点群データを取得可能である。 これまでにUAV-LiDARを用いた森林計測により数値的な特徴量による教師データを作成し、機械学習によって樹種判別を実施した事例がいくつか報告されている。しかしながら、一つの地域での実施例が多く、全国の複数の地域にまたがった検討報告は少ないのが現状である。 著者らは、福島県、神奈川県、宮崎県の3つの地域においてUAV-LiDARを用いた森林計測を実施し、UAVの飛行高度、飛行速度、飛行経路等をパラメータとして各々の地域において複数の点群データを取得した。取得した点群データを元に、樹種判別を目的とした数値特徴量の抽出、教師データの作成、いくつかの機械学習手法による機械学習モデルの構築を実施し、テストデータによる検証を行った。検証は地域ごとのケース、地域をまとめたケースについて実施し、複数地域に渡る汎化性能についても検討したので、それらの内容について報告する。 |
著者氏名 | ○緒方誠二郎1 ・ 山口毅志1 ・ 矢口慎2 ・ 塩塚真吾2 ・ 山本一清3 |
著者所属 | 1鹿島建設株式会社技術研究所 ・ 2株式会社かたばみ山林部 ・ 3名古屋大学大学院生命農学研究科 |
キーワード | UAV-LiDAR, リモートセンシング, 点群, 機械学習, 数値特徴量 |
Key word | UAV-LiDAR, Remote sensing, Point clouds, Machine Learning, Numerical features |