第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
経営部門[Forest Management]
日付 | 2024年3月10日 |
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開始時刻 | 9:00 |
会場名 | 441 |
講演番号 | D21 |
発表題目 | 2周波GNSS測位における植生と地形の影響評価 Evaluating the Influence of Vegetation and Topography on Dual-Frequency GNSS Positioning |
所属 | 名古屋大学 |
要旨本文 | GNSS測位は、測量および森林調査において欠かすことのできない基本的な技術となっており、近年では廉価な2周波GNSS受信機も発売され、幅広い利用者がGNSS精密測位を利用できる状況となっている。GNSS測位の方式である干渉測位では、センチメートルレベルでの測位が期待できる。一方、山間部でのGNSS測位では、急峻な地形や植生によって、サイクルスリップやマルチパスが生じ、多くのGNSS測位方式で測位精度が悪化することが報告されている。しかし、地形や植生の影響について、測位精度の低下を引き起こす要因の定量的評価は不十分であり、GNSS測位の利用可能性の事前評価が難しくなっている。そこで本研究では、廉価なGNSS受信機を用いた静止測位により、異なる地形、植生の特徴を持つ地点で測位を行い、その測位精度を評価する。さらに、全天空画像および航空機レーザを用い、測位点における地形および植生などに関する条件を評価し、受信信号強度やマルチパス等の受信信号の特徴および測位精度に及ぼす影響について定量的に評価を行う。 |
著者氏名 | ○吉井達樹1 ・ 松村直人2 ・ 沼本晋也3 ・ 山本一清1 |
著者所属 | 1名古屋大学大学院生命農学研究科 ・ 2三重大学大学院生物資源学研究科 ・ 3三重大学大学院生物資源学研究科附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター |
キーワード | GNSS, 地形, 植生, 静止測位, 位置精度 |
Key word | GNSS, Topography, Vegetation, Static positioning, Positioning accuracy |