第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

高校生ポスター発表[high-school student poster presentation]

日付 2024年3月8-10日
開始時刻 ポスター発表
会場名 542
講演番号 KP-15
発表題目 発電菌についての調査
所属 福井県立若狭高等学校
要旨本文  新型コロナウイルスの蔓延により、個人がおうち時間を楽しむようになった。私たちは空間における香りの効果を探究したいと考え、地域に生息する植物から香りを抽出したオイルの作製に取り組んだ。実験内容は以下の通りである。 1.瓶に植物の花びらとベビーオイルを入れる。 2.1日1回、瓶をよく振り、直射日光の当たらないあたたかい場所に保管した。 3.2週間後、花とオイルをろ過によって分離させた。(※柑橘系の果物は乾燥させて細かく切り、エタノールに浸し、2週間かけてエタノールをとばした。) 本探究で用いた花は、生花のマーガレットとバラ2種類、乾燥させたバラやアジサイ、ツツジなどである。最初の実験では乾燥させても香りにあまり変化はなく、どれも不快な香りだった。よって、花とオイルの割合や温度、振る回数などを変更し、再実験を行った。もとの植物の匂いが強いといい香りになることがこの実験を通してわかった。また、バラは乾燥させても香りに大きな変化はなかったが、金木犀は乾燥させることで香りに変化が出た。抽出してからさらに置くことで成分がオイルに馴染んだと考えた。花の成分のうち、溶媒への溶けやすさを考慮し、現在追加で実験中である。
著者氏名 普通科2年 田中美蘭、北脇陽和、杉崎杏里
著者所属 福井県立若狭高等学校