日付 |
2024年3月8-10日 |
開始時刻 |
ポスター発表 |
会場名 |
542 |
講演番号 |
KP-23 |
発表題目 |
UAVによる樹高情報と繊維製巻尺による実測値との整合
|
所属 |
高知農業高校 |
要旨本文 |
高知農業高校の森林資源情報は施業の手掛かりは、植栽年・針葉樹と広葉樹の区分と面積が記載されている演習林基本図である。そこで、演習林基本図を電子データ化により過去の施業履歴を調べ、現況を明らかにすることとした。演習林基本図はTIFFファイルによるラスター形式にして、地理情報システム(GIS)上でジオリファレンスを行い地図上に取り込んだ。次に、GISの機能を利用し、境界線に沿って線分作業により面積を区分した。演習林基本図の面積は、地理情報システム上の数値と相関しており、過去に測量した先輩方の技術が正確であったことが確認できた。また、地図上には植栽年が記載されており、過去に施業した履歴を明確にすることができた。植栽年を5年毎の齢級階別に区分して、本校演習林の林齢別面積のグラフ化により、地図情報の「見える化」を行った。地理情報システムにより活用可能なデータを作成できたことが大きな成果であった。現在、高知大学橋本直之先生にご指導いただき、GNSSを利用して線分したラインを参考に現地測量を行っている。エリア毎に区分した正確な森林資源情報の取得のために、今後も継続して調査を行っていく。 |
著者氏名 |
森林総合科 2年 小谷 恭之、細木 美道、今西 智哉、近森 正宗、森林総合科 1年 西尾 湊、1年 中山 塁維 |
著者所属 |
高知県立高知農業高等学校 |
キーワード |
GIS, UAV, 超音波測高器, 繊維製巻尺, 数値樹冠高モデル |