第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

遺伝・育種部門[Forest Genetics and Tree Breeding]

日付 2024年3月8日
開始時刻 ポスター発表
会場名 531
講演番号 PF-18
発表題目 関西育種基本区におけるヒノキさし木植栽試験
Clonal trial of Chamaecyparis obtusa in the Kansai Region
所属 森林総合研究所林木育種センター関西育種場
要旨本文  一般的にヒノキの造林には実生苗が用いられている。この理由の一つとして、ヒノキをさし木した場合、発根したとしても枝性が強く表れ、倒伏した苗木となることが多いことが挙げられる。一部の地域でさし木造林に用いられているナンゴウヒや神光2号などは、容易に直立性の高い苗木を作ることができ、植栽後の初期成長も優れていることから普及していると考えられるが、このような品種はきわめて少数である。そこで、より多様なさし木品種を開発し、ヒノキのさし木造林の選択肢を増やす目的で、精英樹や第二世代精英樹候補木についてさし木試験を行った。今回、直立性と植栽後の成長の関連を調査するとともに、精英樹等のさし木苗の植栽後の成長特性を調査した。
著者氏名 ○磯田圭哉1 ・ 三浦真弘2 ・ 高島有哉1
著者所属 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター関西育種場 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター西表熱帯林育種技術園
キーワード ヒノキ, さし木, 植栽試験, 成長, エリートツリー
Key word Chamaecyparis obtusa, cuttings, test trial, growth, 2nd generation plus tree