第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
日付 | 2024年3月10日 |
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開始時刻 | ポスター発表 |
会場名 | 532 |
講演番号 | PJ-30 |
発表題目 | 都道府県が公開するWebGIS上の防災マップの特徴と傾向 Characteristics and trends of disaster prevention maps on WebGIS published by prefectures |
所属 | 日本大学 |
要旨本文 | 防災の一つの手段として,ハザードマップの活用が挙げられる。集中豪雨や大規模地震等に備えて、国や地方自治体が主導するだけでなく、住民も主体的に災害リスクについて知ることは災害時の安全で速やかな避難に繋がる。現在、国や都道府県が作成するハザードマップの多くはWebGIS上に公開されており、誰でも自由に閲覧することできる。しかし、情報の公開の方法や情報の内容は自治体により異なる。そこで、本研究では、都道府県が公開するWebGIS上の防災マップを比較し、その特徴と傾向から地域性や災害情報の公開の在り方について検討する。方法としては、各都道府県が公開している土砂災害情報が含まれる防災マップを調べ、全レイヤーの数と内容を調べた。マップは災害種別に8項目に分類した他、災害以外の情報も合わせて計15項目に分類した。その結果、災害情報特化タイプと災害情報と生活関係の情報等を併せて公開しているタイプに分けられた。全レイヤー数は8~942と自治体によって幅が見られた。内容では土砂災害関連の情報が一番多く、次いで洪水情報で、積雪地方では雪崩情報、活火山がある県では火山情報などが併せて公開されており、地域性が見られた。 |
著者氏名 | ○園原和夏 ・ 千葉朋波 |
著者所属 | 日本大学生物資源科学部 |
キーワード | 防災, WebGIS, 地理空間情報 |
Key word | disaster prevention, WebGIS, geospatial information |