第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
日付 | 2024年3月10日 |
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開始時刻 | ポスター発表 |
会場名 | 543 |
講演番号 | PJ-50 |
発表題目 | 可搬型フラックスタワーを用いた植裁初期スギ森林のCO2フラックス CO2 fluxes in early planted Japanese cedar forests using portable flux tower |
所属 | 森林総合研究所 |
要旨本文 | 日本の森林のCO2吸収量に森林攪乱が与える影響の評価とタワーフラックス測定点の増強のために新たに可搬型タワーを用いた小型フラックス観測システムを開発した。2023年8月、茨城県北茨城市高帽国有林内の5年生スギ林に可搬型和ターを設置し、フラックス観測を開始した。12月までの4か月間の短期的なフラックスデータを80年生スギ人工林(熊本県鹿北試験地)と比較し、光合成量および呼吸量の光、温度関数の解析から、植裁初期スギ人工林のNEEは80年生スギ林NEEの約60%であることが推定された。タワーフラックス比較観測により短期的な観測であっても、長期フラックス観測サイトとの比較でNEE推定が可能であることが示された。 |
著者氏名 | ○小南裕志1 ・ 深山貴文1 ・ 吉藤奈津子1 ・ 安田幸生1 ・ 岩﨑健太1 ・ 松井哲哉2 ・ 平田晶子2 ・ 北村兼三3 ・ 齋藤隆実4 |
著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所生物多様性研究拠点 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 4国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所植物生態研究領域 |
キーワード | 炭素吸収, NEP, 可搬型フラックスタワー, スギ |
Key word | Carbon uptake, NEP, portable flux tower, Japanese cedar |