第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2024年3月10日
開始時刻 ポスター発表
会場名 543
講演番号 PK-14
発表題目 刈払機の駆動動力源の違いが、造林地における下刈の作業負担に及ぼす影響
Effects of differences in drive power sources of brush cutters on the workload of underbrush cutting
所属 山梨県森林総合研究所
要旨本文 近年市販され始めたバッテリ式刈払機は、エンジン式刈払機と比較して、排ガスがなく、騒音、作業熱、振動も少ないとされ、身体作業強度は低いと思われる。バッテリ式刈払機を造林地における下刈に導入した場合を想定し、駆動動力源の違いが作業負担に及ぼす影響について調査した。作業中の気温及び湿度、作業者の心拍数、血中酸素濃度、単位時間当たりの作業面積、VASを用いた疲労感の評価及びBorgスケールによる自覚的な運動強度を測定した。全作業中の気温は、最低28.1℃、最高35.1℃であり、熱中症のリスクが高かった。バッテリ式もしくはエンジン式刈払機で、心拍数に差はなかった。バッテリ式刈払機で、自覚的な運動強度が高くなった。
著者氏名 ○玉田勝也
著者所属 山梨県森林総合研究所
キーワード 作業負担, 刈払機, 下刈
Key word workload, brush cutter, underbrush cutting