第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2024年3月8日
開始時刻 ポスター発表
会場名 543
講演番号 PK-8
発表題目 素材生産における作業日報記録方法の検討
Examination of daily work report recording method in timber production
所属 三重県林業研究所
要旨本文 素材生産において生産性を向上させるためには、工程管理により作業を効率的に進めることが有効であり、作業全体の生産性のボトルネックとなっている工程を把握する方法の一つとして、作業日報を活用した進捗管理が挙げられる。三重県の多くの認定林業事業体では独自様式の作業日報を使用しており、令和3年に三重県内の認定林業事業体を対象に実施したアンケート結果から、作業日報に作業量を記録している事業体は少ないことが明らかになった。このことから、作業日報が生産性向上に活用されていないと考えられる。 そこで本研究では、それぞれ異なる様式で作業日報に作業量を記録している認定林業事業体を対象に、素材生産作業において、作業開始から作業終了までの時間観測調査を実施し、作業日報に記録された生産量と時間観測調査により得られた生産量を比較し、生産性向上に寄与する作業日報様式について検討を行った。
著者氏名 ○海津江里1 ・ 石川智代2
著者所属 1三重県林業研究所 ・ 2三重県庁
キーワード 作業日報, 記録形式, 林業事業体
Key word daily wark report, recording format, forestry enterprises