第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S3. 昆明・モントリオール生物多様性枠組実現に向けた産学官の役割:方法論の議論を中心に[The Role of Industry, Academia, and Government in Realizing the Kunming-Montreal Global Biodiversity Framework: Focusing on Methodological Discussions]
日付 | 2024年3月8日 |
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開始時刻 | 9:00 |
会場名 | 432 |
講演番号 | S3-3 |
発表題目 | 自然共生サイトの概要と傾向 Nationally Certified Sustainably Managed Natural Sites' overview and tendency |
所属 | 環境省 |
要旨本文 | 生物多様性条約第 15 回締約国会議(CBD-COP15)において、2030 年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。この世界目標を踏まえ、我が国では世界に先駆けて 2023 年3月に「生物多様性国家戦略」を改定し、2030 年ミッションとして、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」の実現を掲げています。この実現に向けて、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の23のターゲットの1つでもある、2030 年までに陸と海の 30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30 目標)を「生物多様性国家戦略」に位置づけています。この30by30目標達成の手段の一つとして、OECMが挙げられ、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定する仕組みを令和5年度から開始しました。2023年10月、環境大臣は、「自然共生サイト」122箇所を認定しました。今回認定されたサイトは森林や里地里山、都市の緑地、沿岸域など多様な自然環境を有し、様々な活動が実施され、その結果として生物多様性の保全が図られており、この概要と傾向についてご紹介します。 |
著者氏名 | ○蒲地紀幸 |
著者所属 | 環境省自然環境局 |
キーワード | 30by30, OECM, 自然共生サイト |
Key word | 30by30, OECM, Nationally Certified Sustainably Managed Natural Sites |