第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S3. 昆明・モントリオール生物多様性枠組実現に向けた産学官の役割:方法論の議論を中心に[The Role of Industry, Academia, and Government in Realizing the Kunming-Montreal Global Biodiversity Framework: Focusing on Methodological Discussions]
日付 | 2024年3月8日 |
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開始時刻 | 9:00 |
会場名 | 432 |
講演番号 | S3-4 |
発表題目 | 炭素貯留・生産林の効率的な管理に向けたドローン3次元計測の試行 Study of 3D drone measurement for efficient management of carbon storage and production forests |
所属 | 鹿島建設株式会社 |
要旨本文 | 気候変動適応,生物多様性保全への対応の観点から,森林の多面的な価値が再評価されている.全国に森林を保有する鹿島グループでは,Nature Positive Businessへの移行の一つとして,森林の機能・価値を高めていく取組みに着手している.生物多様性、木材生産・炭素貯留、水源涵養,アメニティ等の機能・価値の評価に基づいて,持続的な森林管理・活用を目指したゾーニングを進めている。福島県猪苗代町日影山・ボナリ山林(約110ha)では、生物生息生育空間としての森林の類似性や複雑性を指標に環境区分を行い,それ応じた生物相モニタリングを実施している.環境区分,調査結果に基づいて森林をゾーニングし,それぞれに応じた生物多様性のモニタリング・保全管理の計画を進めている.また,ゾーニング精度の向上,Jクレジット取得のためUAV-LiDAR調査を実施している.広範囲の効率な調査に資する飛行条件(飛行高度・速度)を検討し,立木検出精度の比較を行った.これらの社有林での取組み事例について紹介する. |
著者氏名 | ○山口毅志1 ・ 緒方誠二郎1 ・ 矢口慎2 ・ 塩塚真吾2 ・ 山本一清3 |
著者所属 | 1鹿島建設株式会社技術研究所 ・ 2株式会社かたばみ山林部 ・ 3名古屋大学大学院生命農学研究科 |
キーワード | UAV-LiDAR, リモートセンシング, 炭素貯留 |
Key word | UAV-LiDAR, Remote sensing, Carbon storage |