講演詳細

S6. これからの林業経済学を考える[Pondering the Future of Forestry Economics]

日付	2024年3月8日
開始時刻	14:15
会場名	431
講演番号	S6-1
発表題目	林業経済学の歩みをふりかえり、これからを考える Reflecting on the history of forestry economics and pondering the future
所属	東京大学
要旨本文	本報告では、林業経済学会のこれまでの研究活動に焦点をあてながら、研究の発展を振り返りつつ、将来取り組むべき課題を述べる。林業経済学会が取り組んできたコアテーマとして、林業（森林）政策、林業構造論、木材産業・流通、林業経営・労働論、森林組合論、入会林野論、国有林論、林業史などがある。1970年代以降になると、山村問題、自然保護問題、観光レクリエーション論、森林文化論、海外地域研究といった、観光・文化・環境分野への派生がみられた。一方で、国有林野研究など、今世紀に入ると頻繁に行われなくなったテーマも存在する。2025年に林業経済学会が設立70周年を迎えることを記念して、70周年記念事業が進められている。同事業の柱である、(1)Current State of Japanese Forestry のデジタル公開事業、(2)50周年記念誌のデジタル公開事業、(3)70周年記念論文特集、(4)リサーチクエスチョン事業についても紹介する予定である。
著者氏名	○柴崎茂光
著者所属	東京大学大学院農学生命科学研究科
キーワード	林業経済学会, 将来予想, 学際的研究, 責任ある研究・イノベーション
Key word	Japanese Forest Economic Society, forecast for the future, Interdisciplinary research, RRI(Responsible Research and Innovation)