第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S6. これからの林業経済学を考える[Pondering the Future of Forestry Economics]
日付 | 2024年3月8日 |
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開始時刻 | 14:15 |
会場名 | 431 |
講演番号 | S6-2 |
発表題目 | 2000年代以降の研究史を概観する Overview of researches since the 2000s |
所属 | 信州大学 |
要旨本文 | 本報告では林業経済学分野の約20年間の研究史をまとめるにあたっての視角を提示する。2000年頃までの研究史を扱った『林業経済研究の論点』(2006年)に比べて、森林・林業をとりまく状況は大きく変化し、研究も国内での素材生産・再造林や製材、温暖化対策、自治体の森林政策、「田園回帰」現象や市民の新たな森林との関わりなどに関心が向けられた。他方で、総合的な政策批判、林業構造論、国有林・公有林の研究や、学説をめぐる論争は相対的に少なくなった。海外研究は、網羅的なものから、造林や素材生産、森林経営組織など個別の課題に焦点をあてたものに変化した。 |
著者氏名 | ○三木敦朗 |
著者所属 | 信州大学農学部 |
キーワード | 林業経済, 学説史, レビュー |
Key word | forest economy, history of theory, review article |