第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S9. スマート林業の現場実装を見据えた研究開発[The smart forestry, from research and development to implementation]
日付 | 2024年3月8日 |
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開始時刻 | 14:15 |
会場名 | 442 |
講演番号 | S9-1 |
発表題目 | スマート林業は何を目指しているのか? What is the goal of the smart forestry? |
所属 | 森林総合研究所 |
要旨本文 | 内閣府は、「第5期科学技術基本計画」において、日本が目指すべき未来社会の姿として「Society5.0」を提唱した。Society5.0とは、IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等の先端技術を取り入れ、イノベーションを創出し、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会と定義され、多くの省庁が、Society5.0の実現に向けた取り組みを実施してきた。林野庁が進めてきたスマート林業の普及・推進の取り組みも、その1つといえる。現在、スマート林業の取り組みは、都道府県や事業体にも広がり、多くの報告が上がっている。しかし、スマート林業導入により、生産性や採算性の向上が見られた事例は少なく、課題も多い状況にある。 本セッションでは、これまでに林野庁が主体となって実施された取り組みについて、導入目的の面から整理するとともに、使われている技術について必要性、精度、生産性、採算性等の面から評価したので報告する。また、その結果に基づき、スマート林業の現場実装に向けて、「今」取り組むべき課題について私見を述べたい。 |
著者氏名 | ○鹿又秀聡 |
著者所属 | 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林業経営・政策研究領域 |
キーワード | 林野庁, 効率, 高精度 |
Key word | Forestry Agency, efficiency, high precision |