第135回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S9. スマート林業の現場実装を見据えた研究開発[The smart forestry, from research and development to implementation]
日付 | 2024年3月8日 |
---|---|
開始時刻 | 14:15 |
会場名 | 442 |
講演番号 | S9-8 |
発表題目 | 森林の管理優先度を広域評価する技術の提案と実装に向けて For convincing municipalities to introduce a new tool evaluating management priorities of plantations |
所属 | 森林総合研究所 |
要旨本文 | 農林水産技術会議委託プロジェクト研究「管理優先度の高い森林の抽出と管理技術の開発」(令和3~7年度)では、航空機レーザ測量(ALS)データを活用して、人工林の施業状況など現況を評価するとともに、土砂災害危険度の観点からのあるべき林型を求め、さらに現況からあるべき林型へ誘導する施業方針を示すことを目的としている。これら一連の解析技術が、森林経営管理制度の下で管理を所有者から市町村に委託された民有林のうち、林業経営体に再委託されずに市町村自ら管理する森林の管理に用いられることを特に期待している。したがって、研究成果を市町村担当者などに届ける必要がある。市町村担当者は必ずしも解析技術の詳細を理解する必要はなく、その考え方と解析結果の解釈の仕方を理解すれば他の情報と合わせて意思決定を行える。一方、解析技術を既往のシステムに実装する会社などはその詳細を知っておく必要がある。そこで、成果としてのマニュアルを概要編と技術編とに分けて作成することを計画している。 |
著者氏名 | ○鷹尾元1 ・ 岡田康彦2 ・ 村上亘2 ・ 高橋與明3 ・ 髙橋正義4 ・ 齋藤英樹5 ・ 壁谷大介6 ・ 宮本和樹7 ・ 櫃間岳7 ・ 鈴木孝典8 ・ 前川直人8 ・ 萩原晟也9 ・ 鶴崎幸9 ・ 楢﨑康二9 |
著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所関西支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 4国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林災害・被害研究拠点 ・ 5国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所企画部 ・ 6国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所植物生態研究領域 ・ 7国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林植生研究領域 ・ 8茨城県林業技術センター ・ 9福岡県農林業総合試験場森林林業部資源活用研究センター |
キーワード | 航空機レーザ測量, 土砂災害危険度, 管理放棄, 市町村, 民有林 |
Key word | airborne laser survey, landslide risk, abandonment of management, municipalities, privately owned plantations |