森林科学 No.52 (2008年2月)
巻頭言
温暖化問題と森林/天野正博 2
特集 地球温暖化と日本の森林
地球温暖化と森林―IPCC第4次評価報告が描く森林の貢献―/松本光朗 4
地球温暖化が動植物の生物季節や分布に与える影響/樋口広芳・小池重人 9
地球温暖化と森林生態系:フェノロジーを介した生物間相互作用への影響/工藤 岳 14
生態系炭素の観測体制/大谷義一 19
温暖化にともなう生物多様性変化の観測に関するとりくみ/中静 透 23
気候変動枠組条約第13回締約国会議等の結果及び森林関連の議論について/赤堀聡之 28
第2特集 美しい森林づくりと林木育種の新たな展開
講演とパネルディスカッションの要旨/久保田正裕 33
シリーズ 森の危険な生き物たち
山菜と間違えやすい有毒植物-トリカブトを中心に-/姉帯正樹 42
シリーズ 現場の要請を受けての研究
ブナ科樹木萎凋病の防除の実際-京都市東山での事例から-/小林正秀・村上幸一郎 46
シリーズ うごく森
ブナ種子の分布の変化とその要因/富田瑞樹 50
シリーズ 森をはかる
森林の炭素吸収量をはかる/中路達郎 54
雨滴の大きさをはかる/南光一樹 55
研究トピックス
土壌と枯死有機物の炭素量を全国で調べる/高橋正通・鵜川 信・森貞和仁 56
記 録
第5回男女共同参画学協連絡会シンポジウム参加報告/石塚和裕・酒井佳美 60
Information
ブックス 63
北から南から