研究発表をされる方へ

研究発表資格

  • 研究発表は森林科学に関する研究成果で、学術講演集の原稿の締切(2022年1月14日(金))までに結果と結論の得られるものとします。
  • 部門別発表および公募セッションの発表者(筆頭者)は、本学会会員(2022年度分の会費を大会までに納入済みの方)に限ります。会員の方は、会費の納入忘れにご注意ください。
  • 会員でない方は、研究発表申込みの前に「入会案内」から入会の手続きを行ってください。
  • 企画シンポジウムでは、コーディネータからの申請に基づき、非会員の方の研究発表を認める場合があります。その場合でも、発表者自身がオンラインでの大会参加と研究発表の申込みを行い、参加費を支払う必要があります。
  • 発表者は筆頭者に限ります。筆頭者以外の著者による代理発表はできません。
  • 筆頭者としての発表は、すべての発表形式を通じて1人1件に限ります(ただし学会各賞を受賞された方の受賞者講演は除きます)。

研究発表の概要

本大会では、口頭発表(mp4形式)、ポスター発表(pdf形式)ともに、発表ファイルを事前に提出していただきます(企画シンポジウムを除く)。提出期間は、2022年2月1日~3月4日です。発表ファイルの作成方法と提出方法については、こちらをご覧ください。

研究発表は、部門別発表、公募セッション、企画シンポジウムに分けて行います。

部門別発表と公募セッションのいずれで発表するかは、発表者の希望によるのが原則ですが、プログラム編成委員会で調整を行う場合がありますのでご了承ください。

部門別発表

部門別発表は、口頭発表とポスター発表で行われます。林政、風致・観光、教育、経営、造林、遺伝・育種、生理、植物生態、立地、防災・水文、利用、動物・昆虫、微生物、特用林産の14部門となります。部門選択の際には、部門キーワードを参考にしてください。

公募セッション

公募セッションは、既存の部門ではカバーできない部門横断的なテーマについて会員の研究交流を継続的に進めることを目的としたセッションです。ポスター発表が併設される公募セッションもあります。発表者は公募のみです。第133回大会で設置される公募セッションは、 公募セッション一覧をご覧ください。

企画シンポジウム

企画シンポジウムは、森林学に関する明瞭で簡潔にまとまったテーマをもったシンポジウムです。発表者は公募せずコーディネータが決定します。企画シンポジウムの発表者も研究発表の申込みを行ってください。第133回大会で開催される企画シンポジウムは、企画シンポジウム一覧をご覧ください。

発表方法

オンライン会場への参加

本大会はオンライン会場(大会プラットフォーム“Claris“)で開催します。大会ウェブサイト(http://www.forestry.jp/meeting)にオンライン会場へのリンクを掲載します。参加申込みをした際に発行された【WEB受付番号】と【登録したメールアドレス】を用いて、オンライン会場にログインして下さい。

口頭発表会場への入室

オンライン会場内に、企画シンポジウム、公募セッション、部門別の口頭発表が行われるZoom MeetingのRoomへのリンクが貼られています。セッション開始10分前までに入室して下さい。各Roomに入室する際、名前の欄に「氏名(所属)」を記入し、マイクとカメラを必ずオフにするようにお願いします。その後は、座長の指示にしたがってください。

口頭発表(部門別発表・公募セッション)

発表会場:WEB会議室(Zoom Meeting)

発表時間:15分(発表12分,質疑応答3分)

発表方法:事前に提出された動画ファイルを、プログラムにしたがって運営スタッフが配信します。発表者による動画配信やリアルタイムでの発表はできません。

質疑応答:座長の司会により、質疑応答の時間にリアルタイム(口頭)で行います。発表時間中は、チャットによる質問も受け付けます。

オンデマンド配信:動画ファイルを事前に提出していただくことにより、大会期間中は、大会参加者のみオンデマンド視聴が可能となります。

ポスター発表 (部門別発表・公募セッション)

発表会場:大会プラットフォーム”Claris”上に掲示します。

発表方法:大会期間中は、大会参加者のみオンデマンド閲覧が可能です。

質疑応答:掲示期間中のチャットによる質疑応答とします。リアルタイムの質疑応答(コアタイム)は行いません。

企画シンポジウム

発表会場: WEB会議室(Zoom Meetingを予定) 。

各コーディネータに責任を持って運営していただきますので、発表者はその指示に従ってください。なお、大会運営委員会への研究発表ファイルの事前提出は必要ありません。

発表ファイルの形式と提出方法

口頭発表

ファイル形式:音声付き動画ファイル(mp4形式)、12分以内、200MB以内。

作成方法:ビデオカメラで撮影する動画などでも構いませんが、パワーポイント(Ver. 2019以上を推奨)でスライドを作成し、音声を録音して、mp4形式でエクスポートする方法を推奨します。作成方法(例)の詳細は、こちらをご覧ください。

提出方法:各種申込みサイトにログインし(WEB受付番号と登録したメールアドレスが必要です)、「講演申込および各種投稿」の枠内にある、「発表資料投稿」の下[投稿/差替]ボタンから提出してください。

提出期間:2022年2月1日~3月4日 (期間内であれば差し替えが可能です)

ポスター発表

ファイル形式:pdf形式、10MB以内、音声付きは不可

作成方法:pdf形式であればポスターの体裁や作成方法は問いませんが、パソコン画面での見やすさを考慮してください。パワーポイントでスライドを作成し、pdf形式でエクスポートする方法を推奨します。横長のスライド、あるいは説明文を書き込んだノート付きのものでも構いません。 作成方法(例)の詳細は、こちらをご覧ください。

提出方法:各種申込みサイトにログインし(WEB受付番号と登録したメールアドレスが必要です)、「講演申込および各種投稿」の枠内にある、「発表資料投稿」の下[投稿/差替]ボタンから提出してください。

提出期間:2022年2月1日~3月4日 (期間内であれば差し替えが可能です)

部門キーワード

林政部門

経済学・社会学的アプローチ,森林・林業政策,林業経済,木材産業・流通,森林所有者,林業経営体・事業体,林業労働者,山村社会・経済,環境・資源ガバナンス,自然資源管理政策,文化,林政史・林業史,森林レクリエーション,市民参加・住民参加

economic and sociological approaches, forest and forestry policy, forest economy, forest products industry and market, forest owners, forestry management entities and forestry enterprises, forestry workers, mountain village society and economy, governance on the environment and resources, natural resource management policy, culture, history of forest policy and forestry, forest recreation, public participation

[委員長:横田康裕(森林総合研究所),委員:林雅秀(山形大学),三木敦朗(信州大学),芳賀大地(鳥取大学),垂水亜紀(森林総合研究所)]

風致・観光部門

景観,公園緑地,自然公園,庭園,観光,レクリエーション,レジャー,ホスピタリティ,旅行業,保護地域管理,自然資源管理,協働型管理,野生動物管理,世界遺産,伝統文化,民俗,森林療養,心理と行動,里山,設計施工,文化的サービス,林業遺産

landscape, parks and open spaces, nature parks, gardens, tourism, recreation, leisure, hospitality, travel industry, protected area management, natural resource management, collaborative management, human dimensions of wildlife, world heritage, traditional culture, folklore, forest therapy, psychology and behavior, satoyama landscape, design and construction, cultural services, forestry heritage

[委員長:愛甲哲也(北海道大学),委員:奥敬一(富山大学),庄子康(北海道大学),平野悠一郎(森林総合研究所),山本清龍(東京大学)]

教育部門

森林教育,森林環境教育,環境教育,野外教育,専門教育,学校教育,社会教育・施設,林産教育,木育,教材・プログラム,教育評価・効果,指導者養成,カリキュラムマネジメント,研修・安全教育,地域学習,地域連携,サイエンスコミュニケーション,教育倫理

forest education, forest environmental education, environmental education, outdoor education, specialized education, school education, social education and facility, forest products education, wood education, teaching materials and program, educational assessment and effect, leadership training, curriculum management, training and safety education, community study, regional partnership, science communication, educational ethics

[委員長:杉浦克明(日本大学),委員:井上真理子(森林総合研究所),東原貴志(上越教育大学),寺下太郎(愛媛大学),山田亮(北海道教育大学)]

経営部門

森林計画,経営評価,機能評価,森林作業法,森林調査法,成長モデル,モニタリング,リモートセンシング,森林GIS,ランドスケープ管理,衛星画像,UAV,LiDAR,航空レーザ測量,地上レーザ測量,デジタル航空写真測量,SfM,REDD+,収穫予測,ゾーニング,オペレーションズリサーチ

forest planning, forest management assessment, forest function evaluation, forest working system, forest inventory, growth model, monitoring, remote sensing, forest GIS, landscape management, satellite image, UAV, LiDAR, airborne laser scanning, terrestrial laser scanning, digital photogrammetry, SfM, REDD+, yield prediction, forest zoning, operations research

[委員長:西園朋広(森林総合研究所),委員:龍原哲(東京大学),小谷英司(森林総合研究所),長島啓子(京都府立大学),福本桂子(森林総合研究所)]

造林部門

森林施業,成長,競争,林分構造,現存量,密度管理,光環境,育苗,植栽,更新,萌芽,保育,間伐,伐採,目標林型,低コスト造林,伐期,混交林,広葉樹林化,里山管理

Silviculture

forest management, growth, competition, stand structure, biomass, density control, light environment, nursery practices, planting, regeneration, coppice, tending practices, thinning, cutting, target forest type, low-cost silviculture, rotation age, mixed forest, leading to broad-leaved forest, satoyama management

[委員長:渡邉仁志(岐阜県森林研究所),委員:平田令子(宮崎大学),酒井武(森林総合研究所),高橋一秋(長野大学),太田敬之(森林総合研究所)]

遺伝・育種部門

遺伝構造,系統地理,適応的変異,遺伝的多様性,遺伝資源保全,ゲノム情報,遺伝子発現,連鎖解析,量的形質遺伝子座,遺伝子流動,交雑,育種計画,表現型計測,分子育種,抵抗性育種,材質育種,花粉症対策,採種園,着花促進,種苗増殖,育苗技術,組織培養

genetic structure, phylogeography, adaptive variation, genetic diversity, conservation of genetic resource, genomics, gene expression, linkage analysis, quantitative trait locus, gene flow, hybridization, breeding strategy, phenotyping, molecular breeding, breeding for resistance, improvement of wood property, countermeasure for pollinosis, seed orchard, promotion of strobilus, propagation of nursery stocks, nursing technology, tissue culture

[委員長:石塚航(北海道立総合研究機構),委員:玉木一郎(岐阜県立森林文化アカデミー),内山憲太郎(森林総合研究所),坪村美代子(森林総合研究所),齊藤陽子(東京大学)]

生理部門

樹木生理,個体生理,生態生理,水分生理,栄養成長,生殖成長,物質輸送,栄養,環境応答,ストレス耐性,光合成,呼吸,代謝,細胞小器官,細胞壁,植物ホルモン,組織培養,形質転換,遺伝子発現,ゲノム解析,エピゲノム解析,オミクス解析

tree physiology, whole plant physiology, ecophysiology, water relations, vegetative growth, reproductive growth, transport, nutrition, environmental response, stress tolerance, photosynthesis, respiration, metabolism, organelle, cell wall, plant hormones, tissue culture, genetic transformation, gene expression, genomics, epigenomics, omics

[委員長:則定真利子(東京大学),委員:小島克己(東京大学),斎藤秀之(北海道大学),田原恒(森林総合研究所),津山孝人(九州大学)]

植物生態部門

生物多様性,生態系サービス,生態系機能,生態系管理,ゾーニング,森林景観,順応的管理,森林群集,生物間相互作用,撹乱,植生遷移,物質循環,森林動態,落葉落枝,樹形,生活史戦略,気候変動,地理分布,生態モデリング

biological diversity, ecosystem service, ecosystem function, ecosystem management, zoning, forested landscape, adaptive management, forest community, biological interaction, disturbance, plant succession, nutrient cycling, forest dynamics, litter and woody debris, tree architecture, life-history strategy, climate change, geographical distribution, ecological modelling

[委員長:今博計(北海道立総合研究機構),委員:平山貴美子(京都府立大学),松下通也(森林総合研究所),野口麻穗子(森林総合研究所),速水将人(北海道立総合研究機構)]

立地部門

土壌生成,土壌分類,土壌理化学性,土壌分析法,炭素動態,窒素動態,物質循環,水循環,土壌生物,花粉分析,地位,森林衰退,大気降下物,地球温暖化,細根動態,放射性物質,生物地球化学,土壌呼吸,温室効果ガス

pedogenesis, soil classification, soil physical and chemical properties, soil analysis, carbon dynamics, nitrogen dynamics, nutrient cycling, hydrological cycle, soil organisms, pollen analysis, site quality, forest decline, atmospheric deposition, global warming, fine root dynamics, radioactive substance, biogeochemistry, soil respiration, greenhouse gas

[委員長:高木正博(宮崎大学),委員:石塚成宏(森林総合研究所),小野賢二(森林総合研究所),徳地直子(京都大学),戸田浩人(東京農工大学),長倉淳子(森林総合研究所)]

防災・水文部門

土砂災害,表面侵食,水循環,流域,降雨流出過程,蒸発散,樹木の水分生理,土壌水分,森林気象,緑化,水質,生物地球化学過程,同位体,トレーサー,大気降下物,地下水,温室効果ガス,気候変動,水資源,物質循環,モデリング,気象害

sediment-related disaster, surface erosion, water cycle, catchment, rainfall-runoff process, evapotranspiration, hydraulic trait of trees, soil moisture, forest meteorology, revegetation, water quality, biogeochemical processes, isotope, tracer, atmospheric deposition, groundwater, greenhouse gases, climate change, water resources, material cycle, modelling, climate-induced forest damage

[委員長:勝山正則(京都府立大学),委員:芳賀弘和(鳥取大学),吉藤奈津子(森林総合研究所),小田智基(森林総合研究所),山川陽祐(筑波大学)]

利用部門

森林路網,林業土木,木材生産,林業機械,林業用ロボット,作業システム,環境へのインパクト,労働科学,技術者育成,安全管理,バイオマス利用,森林情報,サプライチェーン,ロジスティクス,ICT,再造林技術

forest road network, forest civil engineering, timber production, forest machinery, forestry robot, working system, environmental impact, ergonomics, engineer fostering, safety management, biomass utilization, forest information, supply chain, logistics, information and communication technology, reforestation technology

[委員長:有賀一広(宇都宮大学),委員:鹿島潤(森林総合研究所),山口浩和(森林総合研究所),櫻井倫(宮崎大学),斎藤仁志(岩手大学)]

動物・昆虫部門

森林昆虫,樹木害虫,きのこ害虫,マツ材線虫病,ブナ科樹木萎凋病,森林動物,野生動物管理,ニホンジカ,ツキノワグマ,森林性鳥類,土壌動物,生物間相互作用,共生,生物群集,食物網,生態系,生物多様性,個体群動態,密度調節,種子散布,外来生物,系統進化

forest insects, tree pests, mushroom pests, pine wilt disease, Japanese oak wilt, vertebrates in forests, wildlife management, sika deer, Asian black bear, forest birds, soil animals, biological interaction, symbiosis, ecological community, food web, ecosystem, biodiversity, population dynamics, regulation of population density, seed dispersal, invasive species, phylogeny and evolution

[委員長:梶村恒(名古屋大学),委員:中村克典(森林総合研究所),山崎理正(京都大学),小池伸介(東京農工大学),加賀谷悦子(森林総合研究所)]

微生物部門

菌類,細菌類,菌根菌,内生菌,木材腐朽菌,共生,寄生,分解,養分循環,根粒,窒素固定,微生物群集生態,微生物集団遺伝,樹病,病原,防除,抵抗性,マツ材線虫病,ブナ科樹木萎凋病,線虫,ウィルス

fungi, bacteria, mycorrhizal fungi, endophytes, wood-decay fungi, symbiosis, parasitism, decomposition, nutrient cycling, root nodule, nitrogen fixation, microbial community ecology, microbial population genetics, forest pathology, pathogens, disease control, disease resistance, pine wilt disease, Japanese oak wilt, nematodes, virus

[委員長:升屋勇人(森林総合研究所),委員:太田祐子(日本大学),松田陽介(三重大学),小松雅史(森林総合研究所),小長谷啓介(森林総合研究所),竹本周平(東京大学)]

特用林産部門

きのこ,マツタケ,シイタケ,エノキタケ,シメジ,たけのこ,わさび,うるし,樹脂,山菜,竹材,トウ,木炭,樹実類,薬用植物

mushrooms, Matsutake, Shiitake, Enokitake, Shimeji, bamboo shoot, wasabi, lacquer, resin, edible wild plants, bamboo, rattan, charcoal, wild fruits, medicinal plants

[微生物部門委員会と同じ(略)]